膠原病には色々ありますが、
肺に症状を伴うものが少なくありません。
どのような症状を示すかは、膠原病の種類によって
少しずつ違ってきます。
中でも間質性肺炎と胸膜炎が多く見られます。
さらに、膠原病の治療に使われる免疫抑制薬などの
副作用による日和見感染がみられることもあります。
一般に、膠原病に起因するので女性に多く、
20~50歳によくみられます。
症状は空せきや息切れなどによって始まるのが普通です。
膠原病性間質性肺炎の治療
治療はステロイド薬を中心に、
各病気に伴って行われます。
病状は慢性的に進行して肺全体を広い範囲にわたって侵し、
組織の繊維部分が増えてかたくなっていきます。