カリニ肺炎について

カリニ肺炎とは以前ニューモシスチスイロヴェチが

原因菌となって発症する肺炎を表していたもので、

今ではニューモシスチス肺炎と呼ばれているものです。

 

アントニオカリニがその発見に大きく貢献したニューモシスチスカリニは

ラットから見つけ出されたものでした。

従来はこのニューモシスチスカリニがその肺炎発症の原因になっていると考えられていて、

そのためにカリニ肺炎と呼ばれていたのですが、

研究が進められていくにつれてニューモシスチスには

いろいろなタイプがあることがわかってきました。

 

アントニオカリニが発見したニューモシスチスカリニと、

人間がカリニ肺炎を発症する原因菌となる

ニューモシスチスは別の種類であることがわかったのです。

 

そこでラットのニューモシスチスカリニとは別にある人間の

ニューモシスチスがニューモシスチスイロヴェチと名づけられました。

それに伴ってカリニ肺炎もニューモシスチス肺炎と呼ばれるようになったのです。

 

ニューモシスチス肺炎は免疫機能が正常に作用している条件の下では

ほとんど発症することはありませんが、

体力が落ちて免疫機能が低下してくると発症するリスクが高まります。

 

あまり知られていないことですが、ニューモシスチスイロヴェチは

特定の人が保有している菌ではなく、ほとんどの人が体内に持っているものです。

そのため病気の治療として免疫抑制効果のある薬を使用する場合には、

患者の体調に十分注意することが重要になってきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL