風邪のような初期症状から肺炎に

90代の祖父が肺炎で逝去しました。

肺炎の前兆は痰がやたら絡むという症状でした。

 

かねて前立腺がんをわずらっており、がんの進行を抑える薬の刺激から痰と咳が出始めてしまったのです。

薬は長さ3cmはあろうかというカプセル剤でした。

サイズの大きい薬を飲んでしまった刺激も考えられると同時に、薬の内容物が喉を傷めた可能性もあります。

 

祖父は喫煙者ではなく、口腔ケアも我々家族や介護ヘルパーは毎日施していました。

食事面も家族の誰かが介助し咀嚼して飲み込むまでを見守っていました。

よって、日常生活で肺炎の原因になるものはなかったといえます。

 

その薬は主治医が新たに処方してくれたものでした。

がんの進行を遅くする薬は他にも服用していたのですが、思わしい効果が出なくなってきていたのです。

そのためより効果の望める薬としてそのカプセル剤を処方してもらいました。

 

薬を飲んだ直後から痰の絡んだ咳が出始めました。

あまりに祖父が苦しむので、主治医と相談の上その薬は1回で服用を中止しました。

 

ちなみに祖父に薬のアレルギーはありません。

しかしアレルギーが判明していなかったというだけで、

実際祖父の身体に合わない成分が薬に含まれていたのかもしれません。

 

薬をストップして数日たった頃、祖父の咳は少なくなり痰も絡まなくなりました。

しかしそれは一時的なものでした。

さらに数日後再び痰が絡み始めてしまい、日によって会話も困難となってしまいました。

声は出るには出るのですが、痰が絡むことにより話している内容がまったく聞き取れないのです。

 

祖父は前立腺がん以外にも敗血症や心疾患の持病があり、

加えて加齢による筋力の低下により3年近く寝たきりの生活を送っていました。

寝たきりという状態から、喉の炎症が肺炎に発展してしまったものと考えられます。

 

数週間も経たないうちに39度の高熱を出してしまい、主治医が救急車を手配しました。

総合病院に入院することとなりましたが、その翌日息を引き取りました。

 

初期症状が咳と痰、そして高熱を出したという点から単なる風邪の可能性も考えましたが、

入院時の検査で肺炎という診断結果が出ました。

 

亡くなる2ヶ月ほど前から1日の大半を眠って過ごしていた祖父ですが、

熱を出す前日からはほぼ1日中眠り続けていました。

よって食事や水分補給も満足に行えない状態でした。

そして最期も眠ったままの状態で息を引き取ったのです。

 

入院先の担当医の話では肺に血栓が詰まっていたということでしたが、

それが直接の死因にはつながっていないそうです。

眠っている時間が長くなってたことから考えて、死因の半分は肺炎で、

あとの半分は老衰という可能性が感じられます。

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