社内環境には気をつけて。

二年前のこと。

派遣社員である私は、新しい派遣先で気持ちも新たに仕事に取り組もうとしておりました。

 

ところが、座った席の真上にある空調から、何やらカビ臭い空気が漏れてくるのです。

気にしないように努めていたのですが、二週間後に突然高熱を出し、

一旦は治ったものの、再び高熱が出て、その後は咳が止まらなくなってしまいました。

 

熱はとりあえずは下がって行ったものの、呼吸がしにくいような感覚を覚え、

また、階段を上る際に、息苦しさのあまり途中で休憩を入れなければならなくなりました。

 

未だかつてそのような経験をしたことがなかったので、

「どうも変だな」と思っていた矢先に、健康診断を受けることになりました。

「何か問題があれば判明するだろう。まぁ、きっと風邪の症状が残っていると言われるのだろうな。」

くらいに思っていたら、医師から「レントゲンに白い影が写っているから、二次検査を受けるように」という指示が。

 

その時は「おそらく風邪の名残かもしれないので、二次検査を受けるときにはもう影は消えていると思う」

と言われていたのですが、影はまったく消えてはおらず、

更にその後、大学病院に行くようにと言われ、しばらく通院を余儀なくされました。

 

肺はほかの臓器と異なり、組織を簡単に取って検査できるわけではないとのことで、

二ヶ月に一度のペースでMRIを撮り続けました。

こんなペースで撮って大丈夫なのだろうかとも思ったのですが、どうしようもありません。

 

医師からは「おそらく肺炎だろうから、とにかく無理をしないように心がけて下さい」と言われました。

日帰りの撮影を兼ねた旅をするのが好きだったのですが、

カメラを抱えて歩くのはかなり体力が必要で、それも当分の間はお預け。

会社と家を往復するだけの、楽しみの薄い毎日を過ごしたことを覚えています。

 

結局、会社の方は、その後も社内環境が改善されなかったので、辞めることにしました。

会社を辞めてしばらくした頃、あまり咳をしていないのに気がつきました。

そして、その後のMRIでは白い影が消え始めておりました。

 

医師から「やはり肺炎だったようですね。よかった。影が小さくなってきたので、これで治って行きますよ」

と言われ、ホッとしたのを覚えています。

やはり、原因はカビだったようでした。

もしあのまま会社にいたら・・・と思うと、今でもゾッとします。

 

私の場合は、派遣社員ということもあって、更新さえしなければその会社を辞めることができたのですが、

正社員であればそのようなことはなかなかできなかったかもしれません。

でも、仕事より身体。

正常な呼吸が奪われないように、気をつけて欲しいと思います。

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