咳がでるとは限らない肺炎

咳がとまらない、息苦しい、そして高熱が出る、

というのが肺炎のイメージかと思いますが、そうとは限りません。

私の場合は、ただ単に熱が下がらなかっただけでした。

 

今から15年ほど前になりますが、

当時、引っ越しが終わり、ようやく落ち着いてきた時でした。

ふと、熱っぽいことに気づき、風邪でも引いたのかな、と思っていました。

 

しかし翌日も熱が下がるどころか、上がった気がします。

その時泊まりこんでいた旦那の実家で、我慢して過ごすのも限界を感じ、

体温計を借りようとしたところ無いとの事、その日も我慢して解熱剤を飲んで寝ました。

しかし、一向に解熱剤も効きません。熱も何度かわかりません。

 

結局、夜中に薬と体温計を買いに走ってもらい、熱を測ると40度近く。

薬も効かない。

確かGWでしたが、救急外来に連れて行ったもらいました。

その時に診察してくれたのが、運の悪い事に不慣れな若いバイトだったようで、

肺炎を見抜けなかったのです。

点滴だけしてもらい返されましたが、翌日体調悪化。

再度診察。

そこでやっと肺炎と診断されました。

 

確かにその時点で咳は出ていなかったのです。

でも、胸の音で診断はできたはずです。それを見落とされていました。

レントゲンで肺炎確定、即入院でした。

 

引っ越しに追われていた真っ最中、これから子供の幼稚園も始まります。

挨拶もあります。

入院なんてしてる場合ではない。

 

何日くらいですか??せいぜい2~3日だろうと高をくくって聞いたところ、

先生からのあきれた返事。1か月くらいですよ、と。

それまで肺炎なんて身近にかかったひともなかったので、知識も全くありませんでした。

1か月も絶対安静と言われてはじめて、自分が重病人であることに気づかされたのです。

 

そうなるともうすべてあきらめるしかありません。

その時点でも、熱があるだけでかなりしっかりしていた私は、

子供を義両親に預ける手はずをととのえ、

引っ越し関連の相談もこなし、入院生活に入るのです。

 

入院しても、薬が効いて熱が下がっている間は元気なものですから、動き回れます。

自分の食事のかたずけくらいできると思い、食器を下げに廊下を歩いていたら、

看護師さんに叫ばれました。

絶対安静です!!本当に驚きました。私はそんな大病なのかと。

 

しかし、そこはやはり肺炎。

翌日から頭が割れるように痛くなりました。薬も効きません。

病院は喜んで脳CTも撮ってくれましたが、何も問題はありません。

そこから本当の安静がはじまったのです。

 

一時は輸血も必要かもしれないとまでいわれましたが、

それはさすがに無駄な治療だと家族が進言してくれ、なんとか回復しました。

1か月とはおおげさだったのか、回復が早かったのか、

最終的には2週間ちょっとで完治しました。

 

引っ越し作業の間にマイコプラズマにでもかかったのかもしれません。

原因も特定できずに終わってしまいました。

その後幸いにも再発せずに過ごしています。

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