入院を要しなかった肺炎の経過と予後

筆者の体験談となりますが、学生時代に肺炎にかかりました。

持病も無く健康な23歳でしたが、7月に研究室に配属してから毎日夜遅くまで作業をしていました。

 

真夏でしたので、学内や研究室内で風邪がはやっている事はなかったのですが、

無理が祟ったのか、ある晩38度の熱が出て、気管の奥の方がかゆく詰まるような咳が出ました。

食欲はあったのでカレーを作って食べましたが、全く味が感じられませんでした。

翌日は早朝から大切な勉強会があったので、熱は下がりませんでしたがマスクをして参加しました。

 

勉強会が終わるころには、咳は気管の奥の方で何かが絡んでいるような、痛みを伴う激しいものに変わり、

痰を出したいのにせき込んでもなかなか出せない状態でした。

咳をするたびに、気管か喉のどこかが切れているのではないかと思うくらいの痛みがあり、

実際に痰に血が混じる事もありました。

痰は大量で黄色く粘り気がありました。

 

病院へ行くと熱は39度にまでなっており、レントゲン検査の結果、

肺の片方が白くなっており肺炎だということが分かりました。

点滴を受けましたが、幸い食欲はあったので、抗生物質を処方されて自宅療養となりました。

 

抗生物質により熱は2日程で下がりましたが、咳は収まらず1ヶ月ほど経過観察のため病院へ通いました。

1ヶ月ほどでコンコンと気管がかゆい程度の咳になりました。

 

当時は部屋にクーラーが無かったので、試験勉強が過酷でネット喫茶へ避難しましたが、

煙草の匂いで咳がぶり返してしまいました。

 

その後、1年ほどコンコンとした咳に悩まされ、

笑ったり歌ったりすると咳が出てしまいなかなか止まらない日々でした。

ですので、研究室のコンパも楽しめませんし、カラオケに誘われても

とてもじゃないので歌えないので誘いは断る状態でした。

 

学会や打ち合わせも、黙って座っていると気管がかゆくなってきて、

咳が出始めるとなかなか止まらず苦しい思いをしました。

 

咳が止まらないのでずっと病院に通っていたのですが、薬をもらってもそれほど効きませんでした。

病院を変えたりしましたが同じでした。

 

咳が完全に気にならなくなったのは2年後でした。

肺炎になった事も忘れていましたが、今思えば肺炎の後遺症が出ていたのかもしれません。

抵抗力の弱い子どもやお年寄りが命を落とす病気である肺炎は、

若い人にとっても大きい病気である事を実感しました。

私にとっては完全に身体が回復するまで2年を要しました。

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