マイコプラズマとは、細菌によく似た病原菌で、
風邪症候群である肺炎の主な原因菌です。
マイコプラズマ肺炎は、
ほぼ4年ごと、オリンピックのある年に流行を繰り返します。
風邪症候群の約20%がマイコプラズマによるといわれるほど、
気道感染症に多い病原菌で、肺炎の中でも、
風邪からの二次感染では肺炎球菌とともに多い病原菌です。
マイコプラズマ肺炎の症状
せきと発熱が主な症状で、
とくにせきは百日咳のように激しく、
咳止め薬では止まりにくいのが特徴です。
発熱は一定でなく、
38~40度のこともあれば、
微熱や熱がないときもあります。
しかし、経過は肺炎球菌など細菌性のものより
一般的には良好です。